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ペットを見送るマナーブック著者 みなとかおるさんとの対談

ペットを見送るマナーブック著者 みなとかおるさんとの対談


2008/06/10 メディア

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みなとかおる

ペットを見送るマナーブック』著者。
1955年生まれ。慶應義塾大学文学部史学科(東洋史)卒業。
文筆業。インストラクター。
外資系企業日本支社に秘書として勤務。
外国人対応の宿泊施設運営などを経て、外国人にビジネス分野の日本語を教える。
現在、英語の実用翻訳を手がける。
2009年、愛犬家住宅をヒントに安心して暮らせる省エネ住宅を設計、建築して移転。

 

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心の準備の必要性について

お別れは必ず来てしまいます。
そのときになって、葬儀の内容をどうするのか?
お骨はどうするのか?などを決めるのは難しいことだと思います。事前に知識を蓄えておくことで、慌てずに悔いの無いお別れができると考えます。

 

ペットの顔をしっかり見てあげて!

亡くなってから、いろいろな事に気をとられてしまい、最愛のペットの顔をゆっくり見て上げられなかった方もいるようです。一呼吸置いて、ゆっくりお顔を見てあげてほしいですね。

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泣くのは当然。

死を迎えればうろたえるのは当然ですし、この時期はだれだって泣けてくるのは当然です。ただ、めりはりも大切です。私の場合は、朝は骨壷を撫でたり、夜はお休みを言った後に泣けるだけ泣いたら、外ではできるだけ泣かない様に努めました。

 

別れを惜しむ。
人間の様に一晩とはいわなくても、2~3時間でもいいのです。
もちろん時間に余裕のある方は一晩そばにいて、お通夜をしてあげましょう。いつもいた場所に寝かせてあげて、撫でてあげましょう。撫でることでこの姿のままでいられるのは、またこの形を撫でてあげられるのは後何時間しかないのだということと、動かない姿になった、冷たくなったということを確かめて「死」という現実を受け止めることが大切だと思います。とにかく充分にお別れを惜しんでください。

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想い出を大切に…。

葬儀が終わってもやはり悲しいものです。生前の事を思い出し、あの時、ああすればよかった、こうすればよかったのかな…?と考えることがあります。その場合でもできるだけ楽しかった想い出を大切にペットのいなくなった後の人生を送ることがペットへの感謝の気持ちを表し、ペットにも喜んでもらえるのではないかと考えます。