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お役立ち情報|子供のメンタルケア
🧸 お子さまの心のケアについて
ペットとのお別れは、大人にとっても大きな悲しみですが、お子さまにとってはもっと戸惑い、心が揺れる出来事かもしれません。
とくに幼いお子さまにとっては、「はじめての死との出会い」となることもあります。
このときの体験が、その後の「死」や「別れ」に対する気持ちに大きく影響することもあるため、大人がしっかり寄り添い、支えてあげることが大切です。
【未就学のお子さまの場合】
この年齢では「死」というものをまだうまく理解することができません。
無理に詳しく説明するのではなく、「動物たちが幸せに暮らせる天国に旅立ったんだよ、みんなそこで幸せに暮らしてるんだって」「お星さまになったんだよ。お空から◯◯ちゃんを見守ってくれてるって」といった、やさしい言葉で伝えてあげましょう。
もしペットがいないことで寂しがる様子があれば、お子さまの気持ちに寄り添い、ぎゅっと抱きしめてあげてください。大人のぬくもりが、安心と心の安定につながります。
【小学校低学年のお子さまの場合】
少しずつ「死」の意味を理解できるようになる年頃です。ただ、「怖い」「よくわからない」といった感情も混ざっていることがあります。
この場合は、「死は誰にでも訪れる自然なことなんだよ」「怖いものじゃなくて、天国への新しい旅立ちなんだよ」と、ゆっくり伝えてあげてください。
(天国ってなに?天国は亡くなった動物たちが幸せに暮らすお空のうえにあるお花畑のような世界なんだって。お友達もたくさんいるから一人でも寂しくないんだって、お空から私たちを見守ってくれるよ。また会える日がくるかもね…)
気持ちが落ち着いてきた頃を見計らって、ペットが亡くなった理由や状況を、丁寧に伝えてあげましょう。
【小学校高学年のお子さまの場合】
この年齢になると「死」への理解はかなり深くなり、大人と同じように悲しみを感じます。ただし、心の中に感情を閉じ込めてしまうお子さまもいます。
表情に出さなくても、深く悲しんでいることもあります。
「悲しい時は泣いてもいいよ」「お話してもいいよ」と、安心できる空気を作ってあげましょう。少しずつ気持ちが落ち着いてきたら、ペットとの思い出を一緒に話すのもおすすめです。
🕊 ご葬儀への参列について
できるかぎり、お子さまにもご葬儀にご参列いただくことをおすすめします。実際にお別れの時間を過ごすことで、現実を受け止めるきっかけになります。
ただ、お子さまの体調やご様子を見ながら、学校や園の時間帯にご葬儀を行ったり、「立会いなしの個別火葬」を選ぶことも選択肢のひとつです。
大人も悲しい中ですが、どうかお子さまの心にもそっと寄り添ってあげてください。
🌈 火葬場でのお見送りが心を育てます
人と同じように火葬場でのお見送りは、お子さまにとって大切な経験になります。
普段着で大丈夫です。
外出の準備から、お子さまの「心の準備」が始まっています。
手を合わせたり、空間の雰囲気を感じたりすることで、ずっと心に残る大切な思い出になります。
[注]移動火葬車(車に火葬炉を積載)はお子様にとってはインパクト(衝撃)が強すぎる場合があります。トラウマになってしまわないようお迎えは普通車できてくれる葬儀社を選ぶのことが大切です。
移動火葬車は便利な反面、火災事故などトラブルも多くございます。お子様のメンタルケアを考えればできるだけ車両火葬(路上火葬)は避けた方が良いでしょう。